新卒の履歴書の書き方|ガクチカ・自己PR・志望動機を整理する
新卒が履歴書を書くとき迷いやすいポイントを整理しました。学歴の書き始め・ガクチカ・自己PR・志望動機・提出マナーまで、ステップごとに解説します。
最終更新: 2026年3月20日 ・ リレキミー編集部
まずは結論から
新卒の履歴書で大事なのは、「学生時代に何をして、何を学んだか」を具体的に伝えることです。 職務経験がないぶん、ガクチカ・自己PR・志望動機の3つが採用判断の中心になります。 この3つを丁寧に書けば、あとの項目は基本を押さえるだけで十分です。
このガイドでは、新卒が迷いやすいポイントを順番に解説していきます。 読み終わったら 履歴書を作る から、そのまま入力に進んでみてください。
新卒の履歴書、社会人と何が違う?
社会人の履歴書は「職歴」が中心になります。 一方、新卒の履歴書で重きを置かれるのは次の4つです。
- 学歴: 学校名・学部・学科まで正確に
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ): 経験の中身と学び
- 自己PR: 強みと、入社後の活かし方
- 志望動機: なぜこの業界・この会社なのか
職歴の書き方より、これら4つの「言葉の中身」のほうがずっと選考に影響します。
履歴書の様式はどれを選ぶ?
大きく3つの選択肢があります。
大学指定の履歴書
学校のキャリアセンターで配布されるものです。 企業から「大学指定の用紙で」と言われた場合は、必ずそれを使ってください。 指定がなければ、大学指定でなくても問題ありません。
市販・JIS規格の履歴書
文房具店などで売っているもので、新卒向けに「学生時代に力を入れたこと」欄が大きいタイプがあります。 ガクチカを手書きで丁寧に書きたい場合は、書きやすいレイアウトを選ぶといいです。
Webツール(PDF出力)
パソコンやスマホで入力して PDF を出力するタイプです。 リレキミーは新卒向けテンプレートに対応しています。履歴書を作る から試してみてください。 見た目が整ったまま出力されるので、見直しや修正が楽です。
学歴の書き方
どこから書き始める?
高校入学から書くのが一般的です。 「中学校卒業」から書く書き方もあり、どちらもマナー違反にはなりません。 大事なのは、1つの書き方で最初から最後まで統一することです。
書き方の例
| 年 | 月 | 内容 |
|---|---|---|
| 2019 | 4 | ○○高等学校 普通科 入学 |
| 2022 | 3 | 同校 卒業 |
| 2022 | 4 | ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学 |
| 2026 | 3 | 同校 卒業見込み |
- 学校名は正式名称で(「△△大」ではなく「△△大学」)
- 学部・学科まで書く
- 在学中なら「卒業見込み」
- 入学と卒業の両方を書く
学歴の年度の確認方法や細かいルールは 履歴書の学歴欄の書き方 でまとめています。
ゼミ・研究室・卒論テーマはどこに書く?
学歴欄に書くのではなく、「学生時代に力を入れたこと」や自己PR欄の中に混ぜるのが自然です。 「○○ゼミで○○を研究しており、卒論では○○をテーマにしています」のように1〜2文で添えると、専門性が伝わります。
職歴欄の書き方
アルバイトは書く?
基本的には書きません。 アルバイトは「職歴」には含まないのが一般的なルールです。
ただし次のケースは書いていいです。
- 長期インターンシップ(3か月以上など、実務に近い形で参加したもの): 職歴欄に記載OK
- アルバイト経験のアピール: 自己PRやガクチカの中で語ればOK
インターンシップを書く場合は「○○株式会社 長期インターンシップ参加(2025年6月〜2026年2月)」のように記載し、最後に「以上」と書きます。
ガクチカの書き方
「学生時代に力を入れたこと」欄、通称ガクチカは、新卒の履歴書でいちばん見られる項目のひとつです。
文字数の目安
400〜600字が適切です。 短すぎると「経験が浅いのかな」と思われ、長すぎると要点が見えにくくなります。
エピソードは1つに絞る
あれこれ詰め込みたくなりますが、エピソードは1つに絞るのが基本です。 1つのことを深く掘り下げるほうが、面接でも話しやすくなります。
書く流れ(PREP法)
- 結論: 「力を入れたことは○○です」と先に言う
- 理由・背景: なぜ取り組んだか、どんな状況だったか
- 行動: 具体的に何をしたか(数字があると説得力が増す)
- 結果と学び: どうなったか、何を得たか
書けるテーマは部活・サークル・アルバイト・留学・委員会・ゼミ・資格勉強など、なんでも構いません。 大事なのは、自分の行動と思考が見える書き方をすることです。
留学・部活・サークル・委員会の活かし方
- 留学: 期間・目的・語学力の変化・困難と乗り越え方を具体的に
- 部活・サークル: 役職・人数・活動頻度・成果(大会結果など)を添えると説得力が出る
- 委員会・学生団体: 規模と自分の役割を明確に
- ゼミ・研究: 研究テーマと、その面白さや難しさを自分の言葉で
どれも「自分がどう動いたか」にフォーカスするのがポイントです。
自己PRの書き方
自己PRは、強みを1つに絞って書くのがコツです。
基本の構成
- 強みを一言で: 「私の強みは○○です」
- 裏付けエピソード: ガクチカと連動させてOK、具体的に
- 入社後の活かし方: 「この経験を○○の場面で活かしたいと考えています」
「責任感」「コミュニケーション能力」「粘り強さ」といった言葉は、誰でも使います。 エピソードで具体性を足すことで、あなたの言葉になります。
詳しくは 履歴書の自己PR欄の書き方 に例文と型をまとめています。
志望動機の書き方
志望動機は、業界軸・会社軸・自分軸の3つを組み合わせるのが基本です。
- 業界軸: なぜこの業界を選んだか(背景・きっかけ)
- 会社軸: 同業他社ではなくなぜこの会社か(企業研究が必要)
- 自分軸: 自分のどんな強みや経験を活かせるか
「御社が好きだから」「安定しているから」「知名度があるから」だけでは薄く見えます。 会社のサービス・文化・強みと、自分のエピソードを結びつけて書くと、説得力が出ます。
詳しくは 履歴書の志望動機の書き方と例文 で型と例文を紹介しています。
そのほかの項目
趣味・特技欄
趣味・特技欄は、面接の話題作りに使えます。 「読書」「映画鑑賞」などだけでは無難すぎることも。 「週3回のランニング(フルマラソン完走経験あり)」「3年間続けている料理(週に一度から揚げを研究中)」のように、少し具体的に書くと会話が広がります。
本人希望欄
基本は 「貴社の規定に準じます」 の一文でOKです。 通勤・勤務地・給与に特別な希望がない限り、希望欄に細かく書く必要はありません。
写真
新卒の就活写真は、写真館での撮影がおすすめです。 2,000〜3,000円程度で、プロの照明・背景・レタッチが受けられます。 第一印象として使い回せるものなので、スマホ撮影よりも本格的なものを用意しておくと安心です。
サイズや服装については 履歴書写真の撮り方とサイズ に詳しく書いています。
ESと履歴書の使い分け
エントリーシート(ES)と履歴書は別物ですが、書く内容はほとんど重複します。
- ESは詳しく: 設問ごとに丁寧に、文字数を多めに使う
- 履歴書は簡潔に: 欄が小さいので、要点をコンパクトに
同じエピソードを使い回すのはかまいません。 ただし文字数が違うので、そのままコピーせずにボリュームを調整してください。
提出方法とマナー
メール・データ提出(PDF)
リレキミーで作った履歴書は、完成と同時に PDF がメールで届きます。 そのまま添付して送るだけで提出できます。
ファイル名は「履歴書_山田太郎_20260510.pdf」のように、名前と日付を入れるのが基本です。
郵送
- 角形2号封筒(A4がそのまま入るサイズ)に入れる
- 履歴書は折らずに、クリアファイルに挟んでから封筒へ
- 封筒の表面に「履歴書在中」と赤字で書く(朱書きスタンプでもOK)
- 送付状(添え状)を一緒に入れると丁寧な印象になる
持参
面接当日に持参する場合も、折らずにクリアファイルに入れ、封筒のまま持っていきます。 担当者に手渡すとき、「よろしくお願いいたします」と一言添えるだけで十分です。
提出タイミングの意味
- エントリー時: 書類選考のスタート。学歴とガクチカが最初に見られる
- 面接時: 面接官が手元で見る。自己PRと志望動機が話題になりやすい
- 内定後: 入社手続き用。個人情報が主な確認目的
タイミングによって「どこを重点的に確認されるか」が変わります。 提出前にもう一度、そのタイミングで見られるポイントを確認しておくと安心です。
まとめ
新卒の履歴書は、職歴がないぶん、ガクチカ・自己PR・志望動機の3つが勝負です。 エピソードを1つに絞り、自分がどう動いたかを具体的に書くことで、採用担当者の記憶に残る履歴書になります。
様式の選び方・写真・学歴の書き始め・提出マナーといった細かいルールは、このガイドを見返しながらチェックしていけば大丈夫です。
基本が整ったら、履歴書を作る からそのまま入力してみてください。 新卒向けテンプレートで、ガクチカや自己PR欄も書きやすいレイアウトになっています。
よくある質問
Q. 新卒の履歴書に職歴欄はどう書けばいい?
A. アルバイト経験は基本的に書きません。ただしインターンシップ(特に長期)は職歴欄に書いてOKです。「○○株式会社 インターンシップ参加 入社 / 終了」のように記載します。
Q. ガクチカは何文字くらいで書けばいい?
A. 400〜600字が目安です。エピソードは1つに絞り、「状況→課題→行動→結果」の流れで書くとまとまりやすいです。
Q. 学歴は中学校から書くの? 高校から書くの?
A. 一般的には「高校入学」から書き始めます。ただし「中学校卒業」から書く流派もあり、どちらでもマナー違反にはなりません。同じ書き方で統一することが大切です。
Q. ESと履歴書の自己PRは同じ内容でもいい?
A. ほぼ同じ内容で問題ありません。ただし文字数が違うため、ESは詳細に・履歴書は簡潔に、とボリュームを調整するのがおすすめです。
Q. 大学から指定された履歴書と市販の履歴書、どちらを使えばいい?
A. 企業から「大学指定の用紙で」「JIS規格で」など指定があれば、その指示に従います。指定がなければ、大学指定でも市販でもWebツール作成でも問題ありません。
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