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履歴書の志望動機の書き方と例文|3要素で伝わる構成を解説

志望動機の書き方に迷ったら、この3要素を押さえてください。「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「自分が何を提供できるか」。新卒・転職・未経験それぞれの例文つきで解説します。

最終更新: 2026年8月22日 ・ リレキミー編集部

まずは結論から

志望動機は 「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「自分が提供できるもの」 の3要素を書けば、採用担当者に伝わります。

この3つをそれぞれ1〜2文ずつまとめると、300〜400字でちょうど収まります。 むずかしく考えすぎず、この順番で書いてみてください。

このガイドでは、型の説明から業種・状況別の例文、よくあるNGパターンまでまとめています。 読み終わったら 履歴書を作る からそのまま入力に進めます。


志望動機の3要素

志望動機を書くとき、多くの人は「会社のどこが好きか」だけを書いてしまいがちです。 でも採用担当者が知りたいのは、それだけじゃありません。

1. なぜこの業界か

業界全体への関心や、その仕事に興味を持ったきっかけを書きます。 「なんとなく興味があった」ではなく、具体的なエピソードや経験を一つ入れると説得力が出ます。

例: 「大学でマーケティングを学ぶなかで、消費者の行動を数字で追う仕事に強く惹かれました」

2. なぜこの会社か

ここが志望動機のいちばん大事な部分です。 他の会社ではなく、「この会社だから」という理由を書きます。

会社のホームページや採用情報、ニュースリリースを読んで、自分がピンときたポイントを拾いましょう。 事業の方向性・社風・サービスの特徴など、なんでも構いません。

例: 「貴社がサブスクリプション型の事業に積極的に移行しているところに魅力を感じました」

3. 自分が提供できるもの

「入りたい」だけでなく、「入って何ができるか」まで書くと完成します。 前職や学生時代の経験を一文で添えると、具体性が増します。

例: 「前職で培った顧客データの分析経験を活かし、貴社の既存顧客の定着率向上に貢献できると考えています」


文字数の目安

履歴書の志望動機欄は 300〜400字 が一般的な目安です。

  • 200字以下: 熱意が伝わりにくい
  • 300〜400字: 読みやすく、内容がしっかり伝わる
  • 500字超: 欄に収まらないことが多く、冗長に見えやすい

リレキミーの履歴書作成ツールは入力欄の文字数をリアルタイムで確認しながら書けるので、調整しやすいです。


書き出しと締め方のコツ

志望動機の書き出しは、最初に「結論(入りたい理由の核心)」を置くのがおすすめです。

よくある書き出しのパターン

  • 「貴社を志望した理由は〇〇です。」
  • 「〇〇の経験から、貴社の△△事業に強く興味を持ちました。」
  • 「〇〇業界で働きたいと考えてきたなかで、貴社の△△に惹かれました。」

採用担当者は1日に多くの書類を読んでいます。最初の1文に「何が言いたいか」を置くと、印象に残りやすくなります。

締めの文は、意欲と具体的な貢献をセットで書くと締まります。

  • NGパターン: 「ぜひ貴社で働きたいと思います。」→ 意欲はわかるけど、何をしたいかが見えない
  • OKパターン: 「〇〇の経験を活かして、貴社の△△に貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。」→ 自分が何をするかまで書いてある

会社研究の方法

「なぜこの会社か」を書くには、最低限この3つを見ておきましょう。

  1. 採用ページ: 会社が求める人物像、大事にしている価値観
  2. ニュースリリース: 最近の動き、力を入れている事業
  3. 求人票の仕事内容: 実際に担当する業務の内容

調べた内容を一言でまとめて、「なぜこの会社か」の部分に組み込みましょう。


状況別の例文

例文1: 新卒・営業職への応募

消費者が「なぜ買うか」に興味を持ち、大学では消費者行動を専攻しました。なかでも貴社の営業スタイルは、顧客のデータをもとに提案内容を変えていくアプローチで、授業で学んだことが実践できる環境だと感じています。学生時代のアルバイトでは接客を3年間続け、お客様の反応を見ながらその場で提案を変える経験を積みました。入社後は、その経験を基に数字でも成果を出せる営業担当になりたいと考えています。

文字数: 約180字(短縮版。実際の欄に合わせて補足を加えてください)


例文2: 中途・未経験から IT 業界への転職

前職では3年間、小売業での販売・在庫管理業務に携わっていました。業務を通じてデータ管理の重要さを強く感じ、ITを活用すればもっと効率的になると実感したことが、この業界に興味を持ったきっかけです。貴社は中小企業向けの業務改善ツールを提供しており、現場の課題を知っているからこそ役に立てることがあると考えています。独学でITパスポートを取得し、現在は基本情報技術者の勉強中です。現場感覚とITの知識を組み合わせて、顧客に寄り添った提案ができるエンジニアを目指します。

文字数: 約240字(実際の欄に合わせてさらに補足を加えると300〜400字に)


例文3: 業界経験者・同職種への転職

現職では医療機器の法人営業を5年間担当し、年間売上目標の達成率は3期連続で120%以上でした。医療機関との関係構築や、専門性の高い製品説明に自信があります。一方、貴社は医療機器だけでなく介護施設向けの製品ラインも強化しており、より幅広い領域でスキルを活かせると感じています。現職では担当できない介護分野にも関わりながら、新しい顧客層への提案力を伸ばしていきたいと考え、転職を決めました。

文字数: 約210字(実際の欄に合わせて補足を)


やりがちなNGパターン

NG1: 「成長したい」だけで終わっている

「貴社で成長させていただきたいと思います」という締め方は、採用担当者に「何がしたいのか」が伝わりません。 成長したい気持ちはみんな同じなので、「何を学び、どう会社に貢献したいか」 まで書くことが大切です。

NG2: 使い回しがばれる

「御社の〇〇な社風に惹かれました」という文章で、会社名だけ変えた使い回しはすぐにわかります。 採用担当者は毎日大量の書類を読んでいるので、「うちのことをちゃんと調べてないな」と感じたらそこで評価が下がります。 「なぜこの会社か」 の部分だけでも、その会社ならではの内容に書き直しましょう。

NG3: 抽象的すぎる

「グローバルに活躍できる環境に魅力を感じました」「社会に貢献できる仕事がしたいと考えています」のような表現は、具体性に欠けます。 「どんなグローバル展開か」「どう社会に貢献するのか」まで書かないと、採用担当者の記憶に残りません。

NG4: 待遇や条件が理由になっている

「給与が高い」「在宅勤務ができる」「休みが多い」という理由は、企業側からすると「条件が変わったら転職するのでは」と思われやすいです。 待遇への関心は本人希望欄に書くようにして、志望動機とは分けましょう。


まとめ

志望動機は 「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「自分が提供できるもの」 の3つを押さえれば書けます。

  • 書き出しは結論から
  • 300〜400字を目安に
  • 会社を調べてから「なぜこの会社か」を書く
  • 「成長したい」だけで終わらせない
  • 使い回しはしない

志望動機と同じくらい大事な自己PRの書き方は 履歴書の自己PR欄の書き方 で解説しています。 転職での書き方が気になる場合は 転職の履歴書の書き方 もあわせて読んでみてください。

書き方がまとまったら、履歴書を作る から実際に入力してみてください。 作成データは保存できるので、次の応募のときも書き直しがかんたんです。

様式ごとに何が違うか — リレキミーの実装で確認する

志望の動機や自己PRの欄は、様式によって大きさも有無も変わります。ここから先は、リレキミーが実際に出力している5種類の履歴書テンプレートの中身を、テンプレート実装をそのまま読み取って並べたものです。2026年8月時点の内容で、履歴書を作るで様式を切り替えれば、同じ違いを画面上で確認できます。

様式ごとの記入欄

記入欄 JIS規格 厚生労働省様式 アルバイト用 新卒用 転職用
基本情報(氏名・生年月日・連絡先) ○ ○ ○ ○ ○
学歴・職歴 ○ ○ ○ ○ ○
免許・資格 ○ ○ ○ ○ ○
志望の動機・自己PR ○ ○ ○ ○ ○
本人希望記入欄 ○ ○ − ○ ○
性別欄 ○ − ○ ○ ○
通勤時間欄 ○ − ○ − −
勤務希望 − − ○ − −
趣味・特技 − − ○ − −

記入欄は全部で9種類あり、様式ごとに5〜8種類が使われています。厚生労働省様式だけは性別欄を持たず、通勤時間欄も出しません。2021年に公表された様式例が、応募者の適性・能力に関係のない項目を外す方針を取ったためで、リレキミーの厚労省様式もそれに合わせています。記入の負担がいちばん軽いのは厚生労働省様式(5種類)で、いちばん多いのはアルバイト用(8種類)です。

この記事の主題である志望の動機・自己PRは5種類すべてにあります。どの様式を選んでも書く場所は確保されるので、様式選びで悩む必要はありません。

様式ごとの記入欄の数を示した棒グラフ

選べる組み合わせ

設定 選択肢の数 内容
用紙サイズ 2種類 A4・B5
様式 5種類 JIS・厚労省・アルバイト・新卒・転職
書体 5種類 明朝2種・ゴシック3種
デザイン 8種類 standard ほか

掛け合わせると400通りの組み合わせになります。書体は明朝体とゴシック体で印刷したときの読みやすさが変わるので、本番の紙に出す前に1枚ためし刷りしておくと失敗が減ります。

設定ごとの選択肢の数を示した棒グラフ

用紙サイズの実寸

用紙 幅 高さ 面積 A4 を 1 としたとき
A4 210mm 297mm 624平方cm 1.00倍
B5 182mm 257mm 468平方cm 0.75倍

リレキミーは用紙の寸法を CSS でそのまま指定しているので、画面で見えている比率がそのまま印刷結果になります。B5 の面積は A4 の0.75倍で、同じ文章量なら文字が1.33倍ほど詰まります。手書きで書き込む欄を広く取りたいなら A4 のほうが余裕があります。

A4 と B5 の面積を比べた棒グラフ

この比較の前提

項目 内容
対象 リレキミーが出力する履歴書テンプレート
基準時点 2026年8月
確認方法 テンプレート実装の記入欄を読み取って数えたもの
対象外 応募先が独自に指定する書式

応募先から様式の指定があれば、そちらが優先されます。指定がない場合にどれを選ぶかで迷ったら、2026年8月時点では厚生労働省様式が無難です。実際の紙面は履歴書を作るで切り替えながら確認できます。

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よくある質問

Q. 志望動機の文字数はどれくらいが適切ですか?

A. 履歴書の欄にもよりますが、300〜400字が目安です。短すぎると熱意が伝わらず、長すぎると読みにくくなります。4〜6文くらいのまとまりで書くと読みやすいです。

Q. 志望動機と自己PRはどう違いますか?

A. 志望動機は「なぜこの会社に入りたいか」、自己PRは「自分にはどんな強みがあるか」を書く欄です。それぞれ視点が違うので、内容が重複しないように書くのがポイントです。

Q. 「成長したい」「スキルアップしたい」と書いてもいい?

A. それだけで終わらせるのがNGです。成長したい気持ちは誰でも同じなので、「何を学んで、どう会社に貢献したいか」まで書かないと伝わりません。

Q. 業界経験がない場合、志望動機はどう書けばいい?

A. 経験がなくても、「なぜこの業界に興味を持ったか」という動機と「自分が活かせる強み」を組み合わせれば書けます。前職での経験を転用できるポイントを探してみてください。

Q. 複数の会社に同じ志望動機を使い回してもいい?

A. おすすめしません。会社名を変えるだけの使い回しはすぐにわかります。「なぜこの会社か」の部分だけでも、その会社ならではの内容に書き直しましょう。

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出典・参考

  • 厚生労働省「労働者の募集を行う際に使用する『履歴書様式例』について」 公式ページ (参照: 2026-05-10)
  • 厚生労働省「求職者の方へ(ハローワーク)」 公式ページ (参照: 2026-05-10)

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