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履歴書の学歴欄の書き方|どこから書く?順番・正式名称・特殊ケースまで

履歴書の学歴欄の書き方を徹底解説。どこから書き始めるか、入学と卒業の書き方、中退・留学・編入・在学中など特殊なケースへの対処法まで、迷いやすい点をすべてまとめました。

最終更新: 2025年10月24日 ・ リレキミー編集部

まずは結論から

学歴欄の書き方は、古い順・正式名称・入学と卒業を1行ずつ、この3つを守るだけでほぼ問題なく書けます。

細かいルールはたくさんありますが、「どこから書く?」「どんな順番で書く?」「略称は使っていい?」という基本さえ押さえてしまえば、あとは特殊なケースに当てはめるだけです。

このガイドでは、学歴欄で迷いやすいポイントをひとつずつ整理しました。 読み終わったら 履歴書を作る からそのまま入力に進めます。


どこから書き始める?

中学校卒業からが基本

学歴欄の書き始めは、中学校の卒業からが一般的です。 「義務教育修了」の起点として、中学校を明記するのがマナーとされています。

ただし、大学卒業以上の方の場合は、高校の入学から書き始めるケースも多く、採用現場でも広く許容されています。 応募先から特別な指定がなければ、高卒の方は中学校から、大学卒の方は高校からでも問題ありません。

義務教育(中学校)しか卒業していない場合は、「中学校卒業」まで書けばOKです。学歴欄が空欄になることを恐れなくて大丈夫。事実を正確に書くことが大切です。


書く順番

学歴欄は古い順に書きます。

「最終学歴から逆順に書く」という思い込みをもつ方もいますが、それは職歴欄の一部の書き方と混同したものです。学歴欄は時系列(古い順)が正解です。

20○○年 3月  ○○市立○○中学校 卒業
20○○年 4月  ○○県立○○高等学校 入学
20○○年 3月  ○○県立○○高等学校 卒業
20○○年 4月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
20○○年 3月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

入学と卒業、1行ずつ書く

学歴欄には、入学と卒業をそれぞれ1行ずつ書くのが基本です。

「○○高等学校 入学・卒業」のように1行にまとめる書き方もありますが、それは用紙のスペースが極端に少ない場合の例外的な対応です。通常は1行ずつ分けて書きましょう。


学校名は正式名称で書く

学校名を略称で書くのはNG です。

NG OK
○○高校 ○○高等学校
○○大 ○○大学
○○短大 ○○短期大学
○○専門 ○○専門学校
○○高専 ○○工業高等専門学校

「高校」「高専」「大」などの略称は日常的によく使いますが、履歴書では正式名称を使います。 学校のウェブサイトや卒業証書に書かれた名前が正式名称です。


学部・学科・専攻まで書く

大学・短大・大学院の場合は、学部・学科・専攻(コース)まで書きます。

20○○年 4月  ○○大学 経済学部 経営学科 入学
20○○年 3月  ○○大学 経済学部 経営学科 卒業

学科が複数に分かれている場合は、自分が所属したものを正確に記載しましょう。

大学院は「○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 入学」のように書きます。修了した場合は「修了」、退学した場合は「中途退学」です。


西暦と和暦の統一

西暦・和暦どちらで書いてもかまいません。ただし、履歴書全体で統一することが必須です。

学歴欄は和暦、職歴欄は西暦、という書き分けはNG。採用担当者が確認しにくくなるだけでなく、「注意力が足りない人」という印象を与えてしまいます。

どちらを選ぶかは自由ですが、入力の手間を減らしたいなら西暦のほうがかんたんです。


特殊なケースの書き方

中途退学

大学や専門学校を途中でやめた場合は、入学の行を書いたあと、次の行に「中途退学」と書きます。

20○○年 4月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
20○○年 3月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 中途退学

「退学」「中退」という表現は略語なので、正式には「中途退学」を使います。理由の記載は任意ですが、書くなら簡潔に(「一身上の都合により」など)。

休学

休学した期間がある場合は、原則として書かなくてかまいません。 ただし、卒業が通常より遅れている場合は、面接で確認されることがあります。 その際に正直に説明できれば問題ありません。

在学中(卒業見込み)

まだ在学中の方は、入学の行のあとに「卒業見込み」と書きます。

20○○年 4月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
20○○年 3月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業見込み

「予定」ではなく「見込み」が正しい表現です。「予定」だと確定情報のように見え、万が一卒業できなかった場合に問題になりえます。

浪人期間

浪人期間は、学歴欄に書く必要はありません。 高校卒業年と大学入学年の間に空白ができますが、それで問題ありません。面接で確認されたら正直に答えれば大丈夫です。

留学

留学した場合は、在籍した学校の前後に「留学」として記載できます。

20○○年 4月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
20○○年 9月  カナダ ○○大学 語学研修のため留学(〜20○○年3月)
20○○年 3月  ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

留学が学業の一部として認定されている場合は、大学の指示に従った書き方にしましょう。

編入

転入学(編入)の場合は、編入前の学校の情報と編入先の情報を続けて書きます。

20○○年 4月  ○○大学 ○○学部 入学
20○○年 3月  ○○大学 ○○学部 中途退学
20○○年 4月  △△大学 □□学部 □□学科 3年次編入学
20○○年 3月  △△大学 □□学部 □□学科 卒業

転校

小中高で転校がある場合は、「転入学」として書くことができます。ただし、スペースが限られる場合は省略してもかまいません。

20○○年 4月  ○○市立○○小学校 入学
20○○年 4月  ○○市立△△小学校 転入学
20○○年 3月  ○○市立△△小学校 卒業

専門学校・短大

専門学校は「○○専門学校 ○○科」のように学科まで書きます。 短大は「○○短期大学 ○○学科」です。どちらも正式名称で。

修業年限が2年制・3年制などの場合、卒業の際は「卒業」と書けば大丈夫です。

大学院

修士課程・博士課程・専門職学位課程の種類と、修了か退学かを明記します。

20○○年 4月  ○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 入学
20○○年 3月  ○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 修了

「卒業」ではなく「修了」が正しい表現です。

海外の学校

海外の学校は、現地の正式名称を英語で書き、カッコ内に日本語訳を添えます。

20○○年 9月  University of Toronto (カナダ・トロント大学) ○○学部 入学
20○○年 5月  University of Toronto (カナダ・トロント大学) ○○学部 卒業

日本の学歴と混在する場合も、古い順に並べれば問題ありません。


まとめ

学歴欄のポイントをまとめます。

  • 中学校卒業から書き始めるのが基本(大卒以上は高校入学からでも可)
  • 古い順に並べる
  • 入学と卒業は1行ずつ書く
  • 学校名は正式名称を使う(「高校」→「高等学校」)
  • 大学は学部・学科・専攻まで書く
  • 西暦か和暦か、履歴書全体で統一する
  • 中退・留学・編入などは事実を正確に書けばOK
  • 在学中は「卒業見込み」と書く

学歴欄は、書き方のルールさえ覚えてしまえば、そんなに難しくありません。 迷いやすいのは「どこから書くか」と「正式名称かどうか」あたりです。この2点を押さえれば、たいていのケースに対応できます。

学歴欄を書き終えたら、職歴欄の書き方も確認しておきましょう。詳しくは 履歴書の職歴欄の書き方 でまとめています。

履歴書を作る から、そのまま入力に進めます。入力しながら確認できるので、迷ったらこのガイドをもう一度見返してみてください。

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よくある質問

Q. 学歴欄はどこから書き始めればいい?

A. 中学校卒業から書くのが一般的です。大学卒業以上の方なら、高校入学から書き始めるケースも多く、省略しても差し支えありません。応募先から指定がある場合はそれに従ってください。

Q. 「○○高校」と書いてもいいですか?

A. NG です。学校名は正式名称で書くのがルール。「○○高校」ではなく「○○高等学校」、「○○大」ではなく「○○大学」と書きましょう。

Q. 西暦と和暦、どちらで書けばいい?

A. どちらでも構いませんが、履歴書全体で統一することが大切です。学歴欄だけ和暦、職歴欄は西暦、という書き分けは避けてください。

Q. 大学を中退した場合はどう書く?

A. 入学年月を書いたあとの行に「○○大学 ○○学部 中途退学」と書きます。「退学」「中退」という言葉は避け、「中途退学」が正式な表記です。

Q. 在学中の場合、学歴欄にはどう書く?

A. 入学年月を書いたあと、卒業の行に「○○大学 ○○学部 卒業見込み」と書きます。「予定」ではなく「見込み」が正しい表現です。

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出典・参考

  • 文部科学省「学校の種類や呼び方」 公式ページ (参照: 1778371200)
  • 厚生労働省「労働者の募集を行う際に使用する『履歴書様式例』について」 公式ページ (参照: 1778371200)

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