履歴書は手書きとパソコン、どっちで書く?|現代の正解と判断基準
履歴書は手書きとパソコン作成、どちらで書けばいい? 業界別の傾向・メリット・デメリット、手書きが必要な場面の判断基準まで、迷いやすいポイントをまとめました。
最終更新: 2025年10月19日 ・ リレキミー編集部
まずは結論から
パソコン作成が現代の主流です。手書きが必要なのは、求人票や選考案内に「手書き必須」と明記されているときだけと覚えておけば、まず困りません。
「手書きのほうが熱意が伝わるのでは?」という声もありますが、採用担当者の多くはスキルや経験、志望動機の内容を見ています。字のきれいさで合否が変わる場面は、現代ではほとんどありません。
このガイドでは、業界別の傾向・手書きとパソコンそれぞれのメリット・デメリット、そして「手書きと指定されたときの正しい書き方」まで順番に整理します。
業界別の傾向
どちらが主流かは、応募する業界や企業の規模によって変わります。あくまで傾向ですが、判断の参考にしてください。
パソコン作成がほぼ標準の業界
- IT・Web・スタートアップ: 紙の履歴書を求めないことも多く、PDF送付が標準。手書きで提出するとむしろ準備不足と思われるリスクがある
- 外資系企業: 英文レジュメを使うケースも多く、手書き文化はほぼない
- 大手メーカー・商社: 採用管理システムへの入力がメインで、紙はサブ扱いが増えている
手書きが残りやすい業界・場面
- 老舗・伝統産業(ブランド品、和菓子、旅館など): 丁寧さや職人気質を評価する文化が根強く、手書きを求めるところがある
- 士業(弁護士事務所・税理士事務所の一部): 書類を扱う職業柄、字の丁寧さを見る事務所がある
- 地方の中小企業・家族経営: 採用システムを使わず、手書きの書類で選考することがある
- 公務員採用の一部: 自治体や試験の種類によっては手書き提出が残っている
パソコン作成のメリットとデメリット
メリット
- 複数社への応募が楽: 一度作れば、志望動機だけ書き直して使い回せる
- 見た目が整う: フォント・文字サイズが統一され、採用担当者が読みやすい
- 修正が簡単: 誤字や情報変更があっても、すぐに直して再印刷できる
- データとして残る: 次の転職活動でも続きから編集できる
- PDF で提出できる: メール提出の場合、そのままファイルを添付するだけ
デメリット
- 熱意が伝わりにくい?: 「手書きのほうが誠意が感じられる」という採用担当者もゼロではない。ただし、この意見は年々少数になっている
- 印刷品質が悪いと逆効果: コンビニのコピー機でかすれた状態で印刷するよりは、クリアな印刷を心がけてほしい。印刷方法は コンビニで履歴書を印刷する方法 で解説しています
手書きのメリットとデメリット
メリット
- 熱意や丁寧さが伝わる: 一枚一枚時間をかけて書いたことは、受け取った側にも伝わりやすい。「手書きを求めていない企業」でも印象に残ることがある
- 字が整っていれば高評価: きれいな字で書かれた手書き履歴書は、それだけで「几帳面な人」という印象を与える
- スキャンされてもデータとして残る: 採用担当者がスキャンしてデジタル管理している場合でも、手書き特有の個性が残る
デメリット
- 時間がかかる: 1枚書くのに30分〜1時間かかることも。複数社に同時応募するときはかなりの負担になる
- ミスしたら最初から書き直し: 消せないため、一文字でも間違えると用紙が1枚無駄になる
- 字が下手だと逆効果: 字を見られることで、かえってマイナスの印象になるリスクがある
- 複数社応募に向かない: 同じ内容を何度も書くのは非効率で、書き漏らしや表記ゆれが起きやすい
「手書き必須」と指定されたときの書き方
求人票や選考案内に「手書きで提出してください」と書かれていたら、丁寧に対応しましょう。
道具の選び方
- ボールペン: 黒の油性ボールペン、太さは 0.5〜0.7mm が書きやすい
- 消えるボールペンは厳禁: フリクション等の熱変色インクは、摩擦熱・直射日光・高温環境で文字が消えるため使用禁止
- 鉛筆・シャープペン: 下書きはOKだが、本番の記入には使わない
書くときのルール
- 修正テープ・修正液は使わない: 公的書類として扱われる履歴書に修正液の跡があると、印象が悪くなる。ミスしたら迷わず新しい用紙に書き直す
- 黒インクを使う: 青や赤は不可。フォーマルな書類は黒インク一択
- 消えないボールペンで下書き線を引いてから清書: 定規で薄くガイドラインを引いておくと、文字が曲がりにくい
書く前の準備
- 鉛筆で下書き → ボールペンで清書 → 消しゴムで鉛筆跡を消す
- 一度コピーを取ってから練習書きをしておくと、用紙の無駄が出にくい
- 書き終えたら声に出して全項目を読み返し、誤字・抜けを確認する
パソコン + 手書き署名のハイブリッド方式
「パソコンで作成して印刷し、署名欄と捺印欄だけ直筆にする」方法は、多くの場面で使えます。
- 通常の転職・就活: 問題なく使える。署名や押印が必要な欄だけ手書きにすれば十分
- 「自筆のサインを書くように」と指示がある場合: 指定通りに対応。パソコン作成 + 直筆署名でOK
- 「手書き必須」と明記されている場合: ハイブリッドでは対応できない。全文手書きで作成する
メール提出するときのマナー
パソコン作成の履歴書をメールで提出するときは、ファイル名と件名にも気を配りましょう。
- ファイル名:
履歴書_山田太郎_20260510.pdfのように、内容・名前・日付を入れる - 件名: 「履歴書ご送付の件(山田太郎)」のように、氏名を含める
- 本文: 簡単な挨拶と「添付にてお送りします」の一文があれば十分
リレキミーで作成した履歴書は、完成と同時に PDF がメールで届きます。そのままファイルを転送して提出できるので、メール提出でもスムーズです。
直筆 + データ両方を求められたときの対処
まれに「手書きの履歴書と、同じ内容のデータ(Word/PDF)を両方提出してください」と指定されることがあります。
このケースでは、以下の順で進めると効率的です。
- まずパソコンで内容を確定させ、印刷する
- 印刷したものを見ながら、同じ内容を手書きで清書する
- パソコン版はPDFで書き出し、手書き版は郵送または持参
内容の「コア」をパソコンで先に固めておくと、手書き版でも書き漏らしや表記ゆれが防げます。
リレキミーでの作成の流れ
リレキミーは ブラウザで入力 → PDF → メール受信 → 印刷 の流れで使えます。
- 履歴書を作る から必要事項を入力
- 完成した PDF が登録メールに届く
- コンビニや自宅プリンターで印刷して提出
手書き対応が必要な場面でも、リレキミーでパソコン版を先に確定しておくことで、手書き版の清書がしやすくなります。編集データ(.rireki)も同時に届くので、次の応募のときは続きから直すだけです。
写真のサイズや貼り方が気になる方は 履歴書写真の撮り方とサイズ も参考にしてください。
まとめ
- 現代の主流はパソコン作成。「手書き必須」と指定されたときだけ手書きにすれば十分
- 業界によって傾向は違う。IT・外資はパソコン、老舗・士業の一部では手書きが残っている
- 手書きが求められたときは、黒の油性ボールペン・修正なし・ミスしたら書き直しの3点を守る
- パソコン作成 + 直筆署名のハイブリッド方式は多くの場面で有効
- メール提出のときはファイル名と件名に氏名と日付を入れる
迷ったときは、まずパソコンで作成して整えておき、指定があれば手書きで対応する——この順番が、時間をいちばん無駄にしない方法です。
よくある質問
Q. 履歴書はパソコンで作っても問題ありませんか?
A. 問題ありません。現代の採用現場ではパソコン作成が一般的で、多くの企業がPDF提出を歓迎しています。求人票に「手書き必須」と指定がある場合だけ手書きにしてください。
Q. 手書きの履歴書で使えるボールペンは?
A. 黒の油性ボールペンで、太さは0.5〜0.7mmが書きやすいです。消えるボールペン(熱変色インク)は、熱や光で文字が消えるリスクがあるため使用厳禁です。
Q. 手書きでミスしたときは修正テープを使っていいですか?
A. 使えません。修正テープや修正液の使用は厳禁です。ミスをした場合は、新しい用紙にはじめから書き直してください。
Q. パソコン作成でも、署名だけ手書きにしたほうがいいですか?
A. 必須ではありませんが、「直筆サイン」を求める企業では喜ばれることがあります。パソコンで作成・印刷したあと、署名欄や捺印欄だけ直筆にするハイブリッド方式は、多くの場面で有効です。
Q. メール提出のとき、ファイル名や件名はどうすればいい?
A. ファイル名は「履歴書_氏名_yyyymmdd.pdf」、件名は「履歴書ご送付の件(氏名)」が一般的です。採用担当者が受け取ったあとに管理しやすい形にするのがポイントです。
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